「そんなことするはずがないだろう」
宮さんの腕を掴むあたしの手を離した
宮さんはかばんから資料を取り出し
ソファーに座った。
「ただの仕事の電話だ。
山村光輝とは何の関係も無い」
「…じゃあなんで光輝が?」
「さぁ?…私は知らないな。
見間違いじゃないのか?」
見間違い?
そんなわけない。
光輝を見間違えるなんてありえない。
次の日、スタジオでの光輝は
いつもと変わらない。
くびにされたんじゃなくて良かった…。
でも分からない。
どうして宮家にいたの?
「お疲れ様でした」
「お疲れー」
「休憩10分はさみまーす」
撮影が終わり休憩に入ると
一気に騒がしくなったSevenのスタジオ。



