Seven...YUKI



「え?」



「仕事前にうちによったんだけど
風邪で倒れちゃって寝てるの」



「風邪?」



「結構高かったけどだいぶ楽に
なってるはずだから話しておいで」



そう言った香奈さんはあたしを部屋に残し
出て行った。



広い部屋の中を歩いて奥の部屋の
ドアノブに手をかける。



ガチャッ



ゆっくりドアを開いた瞬間、



「…誰?」



少しかすれた光輝の声。



ベッドに横になっていた光輝は
顔をこっちに向け驚いた表情。



「…え?」



あたしはドアを閉めてベッドに近寄る。



「大丈夫?風邪ひいたって聞いたけど」



そう聞くあたしに体を起こして口を
開く光輝。



「…なんで?」



「え?」



「なんでいるんだよ…」