あたしの腕を掴んで部屋を出ようとする
高嶋の言葉をさえぎった。
「あなたは…本当に最低です」
「何だと?」
「あたしはあなたの娘です。
けど…それが嫌で仕方が無い」
「愛莉?」
「自分のことしか考えないんですね?
娘のあたしの気持ちはどうでもいい?」
7歳離れてるから何なの?
モデルとカメラマンは恋をしちゃ
いけないの?
恋をすると…批判を受けるの?
「そんな考えのあなたをこれから先…
父親なんて受け入れません」
どうしてそんな風にしか考えられないの?
「…それだけは覚えておいてください」
こんな人…父親じゃない。
ピンポーン
「はい。どちら様…あら?雪お嬢さまっ」
出てきたヨネさんはあたしの顔を見て
笑顔を向ける。



