Seven...YUKI



今度こそリビングを出ようとした時、



「はっ…はははっ」



宮さんの笑い声が部屋に響いた。



「何がおかしいの…」



「…愛莉はそう言うと思ってたよ。
そんなとこも琴美にそっくりだ」



「は?」



「愛莉がやめることは無い。
それに…そんなことファンが
許さないだろう」



笑いながらコーヒーを口にする。



「今のは冗談だ。
やめるのは愛莉じゃない」



あたし…じゃない?



「光輝にくんにやめてもらうよ」



楽しそうに話す宮さん。



「え!?」



「光輝くんにカメラマンをやめてもらう。
彼はくびにする」



「なんでそんなこと…」



「私の力ならそんなこと簡単だ。
彼はあの渡部大に気に入られてる
みたいだがそんなの私には通じない」



ダメ…ダメ。



光輝からカメラを奪うなんて…。