Seven...YUKI



「あ、はい。すぐ行きます」



あたしは開いていた教科書とノートを
閉じて席を立った。



「なんであんたもついてくんのよ」



「いいだろ?気にするな」



リビングへ向かうあたしの後ろを
ついてくる高嶋はそう言った。



高嶋にかまわず螺旋階段を降りて
リビングへ入る。



「おぉ、愛莉」



「何ですか?」



笑顔の宮さんに無表情で答える。



だいたい想像はつく。



宮さんがあたしを呼んだ理由。



「そろそろ婚約してくれないか?」



ほら…やっぱり。



「それならお断りします。
好きでも無い人と結婚なんて出来ません」



そう言いお辞儀をして部屋に戻ろうと
した時、



「待ちなさい」



呼び止められたあたしはその場に
立ち止まった。



「どうしても…嫌だと言うのか?」