Seven...YUKI



何…それ。



それって…自分のため?



「それなら俺と付き合った方がいいだろ?
年も一緒だし芸能人同士だし」



「…ふざけないで」



あたしは立ち上がって2人睨んだ。



「あたしは婚約なんてしない。
それに…宮愛莉になったせいで
好きでも無い人と付き合うくらいなら…」



そんなことで…光輝と離れ離れなら…。



「宮なんて名前いらない」



それだけ言うとリビングから飛び出し
自分の部屋に戻った。



…今までのことが全て結びついた。



ベッドに倒れこんだあたしは今までの
ことを思い出す。



光輝の犬にモカとつけたこと。



香奈さんの結婚式で初めて宮さんに
であった時の宮さんの態度。



モデルなんて経験無いのに出来たこと。



演技だって出来たこと。



宮さんがあたしを引き取ったこと。



全てが…あたしが宮聡の娘だということを
証明している。



はっきりとは分からないけど…
きっと光輝はそれを知っている。