Seven...YUKI



ほおりなげた?



「調べて分かったよ。
琴美が落ちる寸前に君を投げた場所は
ひどく草が生い茂っていたらしく
体をあちこち打ったみたいだが
草のおかげでなんとか命を保てたと。
そしてそこに通りかかった桜園の
園長先生に拾われた」



こんなことって…。



「園長先生は警察に届けたみたいだが
どこかで入れ違いになったみたいだ。
車の中に君の遺体が無かったから私は
捜索届けを出したんだが…」



言葉の途切れた宮さんはあたしの
頭を撫でた。



「素人なのに演技が上手いのは私の血。
モデルの才能にこの美貌…
社交的で人当たりがいいのは琴美の血。
なによりこの瞳は…琴美そのもの…」



あぁ…本当に…。



「生きていてくれて本当に嬉しいよ…
愛莉…」



あたしはこの人の娘なんだ。










「親子の再会楽しんでるところ
悪いんですけど」



リビングのドアにもたれてこっちを
見ている高嶋。



「俺との約束忘れてませんよね?
雪…いや、愛莉に早く説明して下さい」



「約束?」



「自分の娘だってこともいまだに
話してなかったみたいだし…
何してたんすか?宮さん」