「高嶋もって…誰と一緒にしてんの?」
「だから…あたしと一緒」
状況は違うかもしれないけど…
今現在、親がいないのは同じ。
「…何言ってんの?まじで」
いつのまにかあたしの側まで
きていた高嶋があたしを壁に追いつめる。
「ちょっ…」
「あたしと一緒?親がいない?何で?」
「何でって…あたし親いない…」
「だから何言ってんの?意味分かんねぇ」
「意味分からないのはこっちだよ!
どいて…」
「お前は愛莉お嬢さまだろ?」
顔が触れそうなほど近づいてくる高嶋。
「宮愛莉。お前の本名だろ?」
宮…愛莉?
「本名…って…」
「今さら何はぐらかしてんの?
お前は宮愛莉。宮聡の娘だよ」
…え?
待って…待って?
何…言ってるの?



