Seven...YUKI



「俺親いないから」



さらっと言う高嶋。



「…え?」



「母親は小さい頃に亡くなって
ずっと父親と2人暮らしだった。
その父親も今年の春にお亡くなり」



「お亡くなりって…」



高嶋の話で思い出した。



「だから…学校来てなかったの?」



「そう。何?心配してくれてたの?」



「別に…」



でも…そっか…。



「高嶋も…いないんだ」



「は?」



「親…高嶋もいないんだね」



あたしと一緒。



親近感なんてわきたくないけど…。



「何言ってんの?」



うつむいてるあたしに向かって
疑問をぶつけてくる。



「高嶋もって…【も】って何?」



「何が…?」