Seven...YUKI



中央の螺旋階段をあがりながら
あたしの顔を覗き込んできた高嶋。



「近づかないでよ」



「おーこわっ。
お嬢さまがそんなんでいいのかよ」



「は?」


部屋のドアを開けたあたしは
高嶋のその言葉に思わず高嶋を見た。



「何よお嬢さまって」



「お嬢さまだろ?愛莉お嬢さま」



「宮さんに何聞いたか知らないけど…
宮さんに引き取られたからって
あたしがお嬢さまなわけないでしょ?」



「元は施設にいた親なしだから?」



え…。



「何でも知ってるよ?
宮さんが調べた資料俺も全部読んだから」



驚いてるあたしに顔を向けず荷物を
整理している。



「…知ってるなら…なんでお嬢さま?
どんないい環境にいても生まれは
カバーできない…」



「だからお嬢さまだろ?
生まれがいいんだから施設で育っても
お嬢さまじゃん」



「何言って…」



こいつ意味分かってんの?



「っていうか…なんでここで暮らすの?」