Seven...YUKI



「丈?なんか怒ってる?」



「別に?」



「もしかして…
あたしがいなくなるの淋しい?」



「ばっ!…そんなわけ…」



「あたしは淋しいよ?」



真っ赤になってる丈に笑顔で答えた。



そしたらさっきよりずっと真っ赤に
なってうつむいてしまった。



「…やっぱ俺も淋しい」



「やっぱ淋しいんじゃんっ!」



むすっとしてる丈に釘を刺した。



丈はいつからこんなに可愛く
なったんだろう?



あたしに口で負けた丈は悔しがりなが
自転車のハンドルぎゅっと握ってる。



そんな丈を見つめてあたしは
幸せに浸ってた。



「にゃあ~…」



ん?



「あれ?猫?」



「ほんとだ。
なんであんなとこにいんだよ」



「怪我してない?」