「…ごめん」 あたしの涙を追いながらキスをする光輝。 「悪かったよ…もう泣くな」 「…っ…」 「泣き虫」 涙を親指で拭きながらそうつぶやく。 「…っるさい!…」 「口も悪くなってる」 「光輝のがうつったんだよ…」 「そう?じゃあもっとうつしてやるよ」 「え?…はぁ…んっ…」 久しぶりのキス。 何も考えられなくなりそうな深いキス。 あの日以来だ。 あの日、車の中でされた以来。 「…雪…」 唇を離した光輝はあたしのおでこに おでこをくっつけた。 「…好きだよ…好きだよ雪」 「うん…」