Seven...YUKI



「ごめん…寝たふりしてた」



「…光輝っ…」



あたしは思わず光輝の背中に手を回す。



寝たふりとかどうでもいい。



そんなこと今はどうでもいいの。



「…雪、ずっとこうしたかった…」



あたしもだよ…。



あたしも…光輝にこうしてほしかった。



「ごめんな…雪…ごめん」



「…バカ…光輝のバカ…」



「分かってる。…俺バカだよ」



「光輝のバカ~!
あたし光輝の家に荷物全部置いて
るんだからピアスなんかつけられない…」



あたしがそう言うと少し間を開け、



「えっ!?そうだっけ!?」



なんて気の抜けるような言葉が
かえってきた。



「全部光輝の家でしょうが…!」



気付いてなかったんだ…バカ。



「ニット帽見たとき分かったんだよ…
ちゃんと気付いたけど持ってないんだから
無理だよ~…」