光輝だ…光輝だ…。 目の前に光輝がいる。 あたしは光輝の前にしゃがみこむ。 「…寝てる?」 なんで寝てるのよ。 「…起きてる?」 起きてよ…。 「なんで寝てんのよ……起き…っ…」 久しぶりに2人っきりなのに…なんで。 止まらない涙。 うつむいて必死に拭くけど止まらない。 「ぐすっ……っ…」 起きてよ…起きてよ…。 「…光輝…起きて…」 そう言った時、急に抱きしめられた。 「…起きてる」 抱きしめられた瞬間懐かしい匂いに 包まれる。 光輝の匂い…。 「…光輝…」