Seven...YUKI



その時…丈に抱きしめられてると
気がついたのは少し経ってからだった。



丈に抱きしめられてるあたしは
無意識に丈の背中に腕を回してた。



涙が止まらなくて、泣きすぎたせいか
意識も遠くなってきた中で丈の声。



「愛莉…好きだよ」



それに必死に答えるように、



「…あたしも…丈が…好き」



自分でもどうやって口が動いたのか
分からないぐらい無意識に出てた声。



あとになって思い出したら
すごく恥ずかしい。



いつのまにか自分のベッドに
横になっててベッドの横では
居眠りしてる丈の姿。



大好きな人。



想いが伝わった人。



…こんなに胸がいっぱいで…幸せで…。



何もいらないほど。



本当に…そうだったのに。



あの日…あたしは闇に落とされたんだ。










丈から告白されて、
あたしもそれに答えた。