Seven...YUKI



そう言ってその場を立ち去ろうとした時、
丈に腕を掴まれた。



「質問に答えろよ」



「…何?」



「何が意味ないの?」



「だから…何でもない」



「噂じゃ意味ないって…それって」



え…聞いてたの?



ってか、あんなにぼそっとしか
言わなかったのにちゃっかり
聞いてるんじゃん!



なのに…質問とか言わないでよ。



「それってさぁ…
俺と噂じゃなくて本当に付き合いたい…
そういゆうこと?」



丈のその言葉で今までうつむいていた
あたしは勢いよく丈の顔を見た。



丈は…真剣な目であたしを見てる。



「なぁ…愛莉?」



優しく聞いてくる丈の声にあたしは、



「盗み聞きなんて最悪」



…こんなことしか言えない。



こんなことが言いたいんじゃないのに。



「…それ本当に言ってる?」