Seven...YUKI



あたしの後頭部をしっかり支え
あたしが逃げられないように
キスをする高嶋。



必死に高嶋の胸を押して離れようとしても
抱きしめる力が強すぎて抜けられない。



(んんっ……はぁ……)



だめ…息が…。



息継ぎの出来ないまま気が遠くなりそうな
あたしを見てか、
やっとキスを止めた高嶋。



酸欠で力が出ないあたしの顔をカメラに
けないようにし抱きしめて、



(…俺も…)



最後のセリフを言った高嶋。



「カット!!」



モニターを見ながら叫ぶ監督。



「2人ともおつかれ。
今日の撮影はこれで終わりね」



「はい。お疲れ様でした」



「お…お疲れさまでした」



高嶋からすぐ離れて監督にお辞儀し、
田所さんのとこに走って戻った。



「雪ちゃん!…大丈夫?」



「…大丈夫…じゃない…早く帰りたい…」



「そ、そう?じゃあ早く行きましょう」