Seven...YUKI



それでいいって…キスするってこと!?



「あのっ…」



「ほら雪。戻れよ元の位置」



あっさり高嶋の案を認めた監督に
意見しようとした時、
高嶋に背中を押された。



「高嶋…」



「みんな待ってるぞ?早くっ」



あたしは周りを見渡して仕方なく
最初の位置に戻る。



「本番いきますっ!」



合図とともに演技再開。



(あたし…獅堂先輩のこと…好きです)



あたしのセリフに振り返る高嶋。



(未央?)



(好きです…)



そう言いうつむくと高嶋があたしを
抱きしめる。



そして…キス。



軽く唇に触れるくらいのキスをして、
すぐにうつむこうとしたあたし。



けど…そんなあたしを高嶋は
逃がさなかった。



(え…んっ…)