Seven...YUKI



台本を見たとき正直すごく安心した。



「それでは本番いきまーすっ!」



合図の声で演技するあたしと高嶋。



教室で自分の気持ちを伝える女の子。



ここで男の子が驚いて…
あたしはうつむく。



その瞬間男の子が女の子を抱きしめる…
って…え…?



抱きしめられた瞬間あたしの顔を
上に向かせあたしにキスをする高嶋。



「…んっ…やっ!!!」



思わず高嶋を押して高嶋から離れた。



「カット!!」



イスに座っていた監督が立ち上がった。



「高嶋くん!どうしたのっ!?
台本に書いてないよキスするなんて」



「すいません…でも…こいつは
積極的なんですよ?
抱きしめるだけじゃ終わらないと
思います」



しらじらしく言う高嶋。



「確かにそうだけどっ!
それならそうと始まる前に
相談してくれなきゃっ。
いきなりしたら雪ちゃんだって
びっくりするでしょ!?」



「え…」



「じゃあ今のとこはそれでいいから、
もう1度やるよ」