「お疲れ様。ドラマ忙しいもんね?」
「すっごい評判いいしね?
あたし毎週見てるよーっ」
「ありがとうございます…でも…
あたし変じゃないですか?」
「変じゃないよっ。
ってかむしろ監督にほめられたんでしょ?
あのドラマで仕事ばんばん増えてるって
聞いたよ~」
「そうなんですよね…でもあたしは
モデルの仕事が一番好きだから。
ほとんど断ってます。
しゃべらなくていいから楽なんですよね」
それにSevenはあたしの原点でふるさと
だから、ここに来ると落ち着く。
ドラマの撮影や宣伝のためにバラエティに
出たりしてSevenの仕事が減ってた
もんね…。
だから久しぶりのSevenの仕事で
テンション上がりまくり。
それに今日は光輝がカメラマンだから
余計気合が入る。
うきうき気分で準備をしようとした時、
楽屋に入ってきた光輝を見つけた。
「あっ、光輝!」
「うわっ!何だよ」
勢いよく抱きついたあたしに驚く光輝。
「今日のカメラマン光輝なんでしょ?
久しぶりのSevenの撮影が光輝で
嬉しいんだもん」
そう言って光輝を見上げると、
「…もっとお前が天狗になれば…
俺たちけんかする時期なんだろうな…」



