「…もういいって」
「丈…丈…なんで死んじゃったの…
なんで…なんで!!」
「雪!!もういいから!!」
光輝に必死にしがみつくあたしを
受け止めてくれる光輝。
「丈…丈ー!!!!!!」
何度呼んでももういない。
いくら泣いたって丈はもういない。
2年前…受け入れたはずの丈の死を
体が追い出そうとしてる。
丈は死んでなんかない…生きてる。
この世界のどこかに生きてるって…。
丈…丈…。
≪愛莉…いや…雪?
俺は死んだんだよ。それが真実。
現実から逃げちゃだめだ。
そりゃ現実は苦しいよ?けど…
今の雪には仲間がいるだろ?
光輝っていう彼氏もいて…
強がってるばかりじゃなく…
弱いとこをみせないばかりじゃなくて
思いっきり甘えろよ。
泣きたい時には泣け。
大丈夫…支えてくれる人達がいるだろ?
抱きしめてくれる人もいる。
お前は1人じゃないんだから。
俺は…天から見てる。
雪が俺のことで苦しむのは嫌だ。
現実と向き合って欲しい。



