Seven...YUKI



「お前…俺にテストの点数聞くつもり?」



「何点?」



「…全部で50点…」



「えっ、5教科全部で!?」



「うるせぇ!お前は何点だよ」



「500点満点っ」



自慢げに笑顔で答えると、



「はぁ!?ありえねぇ!」



そう言って拗ねた丈はあたしを
置いてさっさと歩いた。



けど、あたしはわざと立ち止まる。



それに気づいたのか丈は振り返って
少し恥ずかしそうにこっちに歩いてくる。



「からかうのもいい加減にしろよ!
早く行くぞ!遅刻する!」



そう言ってあたしの手を引っ張っ
丈を見てると少し顔がにやける。



いつもは遅刻なんて気にしないくせに…。



あたしのためって言って
朝だって頑張って起きてくれるし…。



放課後だってあたしの教室に迎えに
来てくれる。



友達とも遊ばないし
女の噂も完全に消えた。



それだから…困ってる。