「…?変なの。…はい、もしもし?」
『愛莉ちゃん?久しぶりだね』
変わらず優しい園長先生の声。
「どうかしました?」
『実は…先日丈くんのご両親から
連絡があってね』
「…え…」
丈の…両親…。
『お金が貯まって丈くんのお墓を
たてたらしいんだ。
それで…今度の日曜、丈君の命日だろ?
園のみんなでお墓参りにいくんだが
愛莉ちゃんもどうだい?』
お墓参り…丈の…?
「い、行きますっ。…必ず」
『そうか…じゃあ日曜に園においで。
みんなと一緒に行こう』
「はい…分かりました」
ピッ
丈のお墓…出来たんだ。
「どうした?」
光輝にそう言われあたしは光輝の
横に座った。
「…日曜に丈のお墓参りに
行くことになった」
「丈って…初恋の?」



