深々とあたしに頭を下げる。
「ちょっ…瞳さん」
「本当にごめんなさい。
許してもらえないかもしれないけど…
今までのことも…ごめんなさい」
「もういいですから。頭あげてください」
頭をあげようとしない瞳さんを
無理やり起こした。
「瞳さんに何があったかは知りませんし、
興味も無いです。
けど…つらかったんですよね?」
「…雪ちゃん…」
「つらくて誰かにあたるのは
よくないですけど…
謝ってくれればそれでいいです」
「…ありがとう…ごめんなさい…」
「早くしないと撮影に遅れますよ?
準備しましょう」
あたしは瞳さんを引っ張って
楽屋に入った。
「今思い出してもびっくりだな…
滝さんの大変身っ」
あれから4月になり、あたしは2年生。
仕事も順調で前よりもっと忙しくなった。
瞳さんともすっかり仲良くなって、
光輝の昔のこととか聞いたりしてる。



