Seven...YUKI



「…え…」



「もう昔の瞳ちゃんに戻って
いいんじゃないの?
歌音を抱いて心も体も
生まれ変わってさっ!ほらっ」



香奈さんの勢いにおされておもわず
歌音ちゃんをうけとった瞳さんは、
戸惑いながらも歌音ちゃんを見つめる。



「…可愛い」



静かなスタジオにかすかに響いた声。



「可愛いでしょ?
…やっぱり赤ちゃんの力はすごいんだね」



瞳さんから歌音ちゃんを受け取りながら
そう言った香奈さん。



「え?」



「ううん。なんでもない。
じゃあそろそろ帰らないと。
病院の先生達うるさいから。
みんな仕事頑張って」



そう言って笑顔でお兄さんと一緒に
帰って行った。



「よしっ!じゃあ仕事に戻ろう!
今日は雪ちゃんからだから
急いで準備して!」



渡部さんのその声でみんなは一気に
仕事モードに。



あたしも楽屋へ向かう。



「雪ちゃん」



後ろから聞こえた声に振り返ると
瞳さん。



「昨日は…ごめんなさい」