Seven...YUKI



「…可愛い」



「抱いてみる?」



香奈さんにそう言われ、



「いいんですか?」



「うん。どうぞ」



香奈さんは体を起こし、
赤ちゃんを抱いてゆっくりあたしに
預けた。



あたしは少し緊張しながらも
赤ちゃんを優しく抱いた。



「うわぁ…ちっちゃい…
見て?光輝、壊れそう」



「ほんとだな」



そう言いながら赤ちゃんの手に触れる。



そんな光輝の手をちっちゃな手で
握る赤ちゃん。



可愛い…やわらかくてちっちゃくて…。



あたしと光輝が赤ちゃんを見つめながら
幸せな気持ちにひたってると
くすくすと笑い声が聞こえてきた。



2人して顔をあげると香奈さんと
お兄さんがあたし達を見て笑ってる。



「…なんすか?」



「いや?なんか…ねぇ?」



「あぁ。なんか…なぁ?」



…なんだろう…。