Seven...YUKI



撮影の衣装を支持する瞳さん。



「あんたはこれ」



「は、はい」



他のモデルさんとは違い、
雑に渡される衣装。



「雪ちゃん…大丈夫?」



更衣室に入る時、心配そうに
小声で声をかけてくれた鈴さん。



「大丈夫です」



笑って答えるけど…本当はつらい。



元カノに認めてもらえないからじゃなく、
同じ仕事場の人としてこの扱いは…
本当につらい。



「雪?」



廊下を歩いてると後ろからかけられた声。



大荷物を持った光輝があたしのそばに
歩いてくる。



「なんか元気ないな…何かあった?」



心配そうにあたしの顔を覗き込む。



「なんでもないよ…大丈夫」



「そっか。なんかあったら俺に言えよ」



「うん、ありがとう。
じゃああたし撮影あるから…」



光輝に笑顔を向けてスタジオに向かった。