Seven...YUKI



「…大丈夫」



そのまま優しく抱きしめてくれた。



なんだかすごく涙があふれてきた。



怖くて…怖くて…死ぬかと思った。



けど、そこに現れた丈。



あたしを助けてくれた。



「…ひっく…ぐす…丈…」



「愛莉…」



丈はあたしの顔を覗き込んで優しく
キスをした。



それは初めてされたキスでも、
先輩の気持ち悪いキスでもなかった。



すごく優しくて…ほっとした。










「愛莉ちゃん!?どうしたのその傷!」



「あっ…ころんじゃって」



「派手に転んだわねぇ…
早く手当てしましょう」



あれからあたしは丈に連れられて
施設に帰った。



帰るなりこの扱い。



先輩に蹴倒されたから
服は汚れて体中もあざだらけ。