何…するの?
先輩はまだ火のついているタバコを
あたしの手に近づけてきた。
「いやっ…やめて!」
逃げたくても先輩の仲間があたしの体を
抑えつけてて逃げられない。
「先輩!やめて!」
腕の手前でタバコを止めた先輩は
あたしの顔を覗き込んで、
「あんたが悪いんだからね?」
そしてゆっくりタバコを近づけた。
やだ…。
「いやーーーー!!!!!!」
バンッ!
「愛莉!!!!」
その声で止まった先輩の手。
タバコはそのまま床に落ちる。
この声…。
「お前…福井丈」
「…お前ら…何してんだよっ!!!!」
そう叫びながら、
丈は先輩の仲間を次々殴っていった。
「丈!やめて!」



