シャッターをきる音が心地いい。
モデルって…こんなのなんだ。
「そこまで!」
その声であたしはポーズを
とるのを止めた。
「光輝」
「あっ、はい」
「9月からお前にも撮影してもらうよ。
おつかれさま」
「えっ…ありがとうござますっ!
おつかれさまでした!!」
よく分かんないけど…いいこと…
なんだよね?
「光輝!よかったね!」
笑顔で光輝にかけよった。
「雪ちゃん。あなた…」
急に真剣な目であたしを
見つめてきた香奈さん。
「…香奈さん?」
「あなたすごいわね…。
モデルの才能あるんじゃない?」
「えっあのっ…無いですよ!
あたしにそんなの…ねぇ光輝!?」
「えっ…あぁ…」
「いいえ。あります」



