なんだろう…どっか変かな…。
ってか…今この子に変更って…言った?
どういうこと?
「この子に変更って…その子誰だ?」
「光輝の彼女ですって」
笑顔で答えるその人。
「光輝の?」
「それに鈴ちゃん次の撮影あるから
準備しなくちゃいけないし。
この子使ってくれません?」
そう言ってあたしの肩に手を置いた。
「でもな…その子Sevenのモデルじゃ
ないだろう…」
「渡部さん。お願いしますよ」
「…ったく…仕方ない。
鈴ちゃん、悪いけど交代して」
「あっ、はい」
カメラの前にいたモデルさんは
ちょっと戸惑いながらもあたしに軽く
おじぎをしてさっきあたしがいた楽屋に
入っていった。
「それじゃあ…えっと…名前は?」
「…雪です」
「雪ちゃんモデルの経験は?」
「ありません…」



