Seven...YUKI



だから今日もすごく楽しみ。



スキップぎみで施設の門を開いた時、



「おい」



そこには門にもたれかかって
しゃがみこんでる丈がいた。



無視…しよう。



そのまま歩き始めたら、



「無視かよ」



って話しかけてきた。



でも無視!



「おい!待てよ!」



「ちょっと…離して!」



あたしの腕を掴んできた丈。



その目はいつもよりすごく真剣。



「…何?」



「お前…あんまり相田カップルと
かかわらない方がいいんじゃね?」



「…何それ」



意味分からない。



「お前は相田に興味ないから、
何を言われても答えないつもりかも
しれないけど…」



「そうだよ?だから何!」