Seven...YUKI



朝から休憩になるたんびに来てたけど…
まさか放課後まで。



「ねぇねぇ、どっか遊びに行かない?」



「いいです」



「いいじゃ~ん、ほらっ!おごるから」



そう言って無理やり腕を掴まれた。



やだっ…!!



「ちょっと!竜!?」



後ろを振り返ると今朝、
相田先輩を追いかけてた先輩達。



「げっ、実花!
あっ…じゃあ愛莉ちゃんまた今度~」



あっけなく手を離して友達と
自転車で逃げていった先輩。



「ちょっと!竜…」



「あのっ!」



おもわずあたしは先輩の腕を掴んだ。



掴んだ瞬間睨まれた。



「何?」



怖い…。



「あのっ…相田先輩の彼女さん
ですよ…ね?」



「それが?何?竜をもらうって宣言?」