Seven...YUKI



あたしは寝室から出て隣の部屋に行った。



昨日香奈さんが買ってくれた服の中から
適当に服を選び部屋から出た。



「あっ!雪ちゃん!おはよう!!」



部屋から出ると同時に
玄関の方から声が聞こえる。



あたしはそのまま玄関をのぞいた。



「あっ…おはようございます、香奈さん」



「朝ご飯食べるでしょ。降りておいで」



あたしは小さくうなずいて
長い廊下を歩き階段を降りて
ダイニングに向った。



ダイニングに入ると昨日の夕食とは
全く違って普通の朝ごはんが
テーブルの上に並んでいた。



テーブルには社長さんと奥さんがいた。



「おはよう、雪ちゃん」



「おはよう。こっち座って」



「おはようございます社長さん、奥さん」



「なんか固いな~光輝みたいに
おじさんおばさんでいいんだよ」



「でも…」



橘財閥の社長さんと奥さんを
そんな呼び方…。



そこまで長い付き合いでもないのに。



「そうよ?雪ちゃんは光輝くんの
家族みたいなものなんだから」