Seven...YUKI



「あらあら。香奈お嬢さま。雪お嬢さま。
行ってらっしゃいませ」



そう言って部屋に入っていった。



あたしは軽くおじぎをして
香奈さんについていった。



「どこかかかりつけの病院とかある?」



「あっ…いえ。あまり病院には
行かないんで」



「そうじゃああたしのいつも行ってる
大学病院行こうか」



「あっ、はい。ありがとうございます」



あたしはブーツをはきながら
お礼を言った。



鼻歌を歌いながら駐車場の車に
向って乗り込む橘香奈。



「あの…橘さん」



「何それ?香奈でいいよ~」



「はい…えっと香奈さん。
光輝って…何の仕事してるんですか?」



「光輝?あぁ、知らないの?
カメラマンよ」



「カメラマン!?」



あたしが驚いたことがおかしかったのか
くすくす笑いながら、



「と言ってもまだまだカメラマンの
卵でいっつも怒られてばっかり
なんだけどね?」



そうなんだ…じゃあ。