Seven...YUKI



「はいはいはい。
お呼びですかだんなさま」



「2階のつきあたりの部屋
が開いていたよね?用意してくれ。
しばらくの間光輝と雪ちゃんを
ここで預かることになった」



「まぁまぁ。そうですか。
ただいま用意いたします」



「あっ。ヨネさん!車の用意もお願い」



部屋から出て行こうとしたヨネさんに
そう言ったのは橘香奈。



「は?お出かけですか、お嬢さま」



「雪ちゃんを病院に連れて行くわ」



病院?



「はいはい。分かりました。
それでは後ほど」



そう言ってヨネさんは部屋を出て行った。



「香奈さん。病院って…」



あたしがそう聞く前に光輝が聞いた。



「襲われたんでしょ?
子供でもできてたら大変じゃない」



そっか…やっぱり女の人だな。



男の人はなかなか気づかないのかも。



「ほらっ。雪ちゃん行こう」



「あっ…はい」



あたしは香奈さんに背中を押されて
立ち上がった。