「あんなのただの社交辞令。
最後に子供を幸せな気持ちで
捨てるためだよ」
捨てる…。
「何でそんなこと分かるの?
そんなの決めつけじゃない!」
「お前には分からない」
「分かるよ!あんたの両親は
あんたのためにちゃんと働いてる!」
「うるせぇ!」
そう言って丈はあたしの首筋に
キスし始めた。
「やっ!!」
振り払おうとしても丈の力は強すぎて
あたしの力なんて全然かなわない。
「やっ!助け…」
「大声出すなよ。
お前にはこれ以上でかい口叩かれねぇよう
調教してやるからな」
そう言ってあたしを自分の部屋に
連れて行く。
「ちょっと!やめて!」
「静かにしてろ」
ベッドに押し倒されてまた首筋にキス。
「やっ!…ん」
叫んだと同時に唇をふさがれた。



