「う、うん…松田なら
絶対危ないと思う…」
「園長先生は俺達のことを話そうと
しないだろ。自分の命で雪が
助かるならって思うはずだよ。
それじゃあだめだよな?」
「当たり前だよ!」
「なら、園長先生に連絡しとけ?
俺達はちゃんと逃げきれますから
もし松田が来たら居場所を
教えてもいいですよって。
もし、園長先生が教えた場所に俺達が
いなかったらまた園長先生に
聞きだすだろうけど施設の中を
調べてもその証拠がなかったら
園長先生からは手をひくだろ」
「わ、分かった」
あたしは携帯を出して園長先生に
光輝に言われたとおり話をした。
園長先生は最初は心配してたけど
あたしがしつこく説得したら
納得してくれた。
「……よし。たぶん、大丈夫。それで…」
「俺達はどうするかだよな…」
ちょっと光輝がかっこよく見えてきた。
最初からかっこよかったけど…。
頭いいのかな?なんて思えてきた。
だってこんなことすぐには
思い浮かばないし。
機転がきくのかも…器用なんだろうな。
あたしがそう思って後期を見つめてると、



