Seven...YUKI



そう言いながらエンジンを勢いよく
かけてSP達の間を突っ走った。



あたしは急いでヘルメットを深くかぶり
光輝の体にしがみついた。



光輝はこれでもかってくらい
スピードを出して突っ走った。



あたしは必死にしがみついてるのが
精一杯だった。



それにいきなり光輝が曲がるから
それで体が落っこちちゃいそうだった。



それでもなんとか体勢を戻したとき、
バイクじゃとまった。



「雪、大丈夫か?」



「はぁ…疲れた~。光輝飛ばしすぎだよ!
つかまるよ?」



本当に疲れた…死ぬかと思った。



「悪い悪い。まぁ、とりあえず
逃げ切れたんだから。
それより…これからどうすっかな…」



「何が?」



「いや…俺達の場所が分かったなら
もともと施設に張り込んでたって
考える方が自然だろ?



そうすると…施設にさっきの奴らが
尋ねるのも時間の問題。



そうしたら、園長先生は
脅されるんじゃないのか?」



「そうだね…」



「雪のこと調べてるなら当然
俺のことも聞き出すだろうし…。
それを園長先生が教えなかったら
園長先生が危ない…だろ?」