「分かった。光輝!」
「えっ?」
疑問そうに聞き返してきた。
だから!
「玄関出て右に曲がった奥だから!」
「分かったよ…」
あたしの言葉が通じたのか
部屋から出て行った。
「なんかのど渇いたな。ジュースある?」
「あるよ~♪持ってきてあげる!!」
子供達が一斉にキッチンに向った。
「いいよ。あたしがやるから」
「やらしてあげなよ。
みんな愛莉が久しぶりに施設に来て
嬉しいんだよ」
「そっか…。じゃあお願いしようかな」
「うん!みんな!愛莉姉ちゃんに
ジュースをお出しするぞ!」
「おぉ!!」
可愛い。
「それにしても…さっきの男の人。誰?」
あたしと同じ学年の子達が
一斉に聞いてきた。



