Seven...YUKI



「暗…暗くて…寒くて…怖くて…」



「分かった…。ごめん。
追い出してごめん。だからもう泣くな」



「ふぇっ…」



「怖かったな。もう大丈夫だから。
俺が守ってやるから」



守ってやる。



その言葉がどれだけ嬉しかったか。



あたしには…温かすぎて。



あたしはそのまま泣き続けた。



どかんの中にはあたしの鳴き声だけが
悲しく響いてた。










「落ち着いたか?」



「…うん」



あたしは鼻をすすりながらうなずいた。



「じゃあ帰るぞ」



「はい」



あたしはその人に続いて立ち上がって
どかんの中を出た。



男の人に温められた体も
まだ完全ではないらしく、帰り道にも、



「…くしゅん」