…あの人…? もしかして…探しに来たの? 「いるなら返事しろ!!」 …出来ない。 顔を合わせられない。 あたしは出来るだけ音を立てないように 静かにしてた。 けど、 「…くしゅん」 …ばかぁ~あたし! 絶対気づかれちゃう。 あたしはうずくまった。 もう…行ってたかなぁ? …お願い…気づかないで。 「いた…」 あたしは思わず顔を上げた。 「あっ…」 「なんですぐに返事しなかった?」 …見つかった。 その人はゆっくりどかんの中に 入ってきてあたしの側にしゃがんだ。