Seven...YUKI



そのままマンションから出て
ひたすら走った。



でも…この街を知らないから
どこにいるのかも分からない。



気がついたらあたしが男の人と出逢った
あの路地についていた。



そのまま奥に進むと小さな公園。



ここに居よう。



薄暗いし…あたしにはちょうどいい。



あたしは公園の真ん中にある
どかんの中に入った。



そこにしゃがんで丸くなる。



…なんであんなこと言っちゃたんだろう。



だって…いくらあたしが泣いてたからって
一晩あたしを泊めてくれたんだよ?



ご飯に…お風呂に…寝るとこ。



次の日のご飯代だって…。



あんなに優しい人に…あんなこと。



でも…悲しかった。



出てけなんて言われて…。



また…。



あたしどれだけ泣いてんだろう。



本当に枯れることのないあたしの涙。