Seven...YUKI



そう言って電話を切った。



あの人が帰ってきたら
話してみよう。



明日にでも施設に行けたら行って、
…ここに預かってもらいたい。










することもないしここは地元じゃないから
どこに何があるかも分からない。



家のことをしてあげれたらいいんだけど
勝手に人の家のものかき回したら
変に思われちゃうから何も出来ない。



けどあの犬にはご飯をあげた。



名前が分からないから
わんこ…とか、わんちゃん…とかしか
呼びようがなかったけど
だんだん仲良くなって1日中
犬と遊んだりテレビを見たりしていた。



…あの人遅いな…。



もう8時だし…。



朝だって早かったからもうそろそろ
帰ってきてもいいころなんだけどな。



その時、玄関のドアが
勢いよく音が聞こえた。



あたしが振り返ると同時に
リビングに入ってきた男。



「あっ…おかえり」



話さなきゃ…。



ここに置いてくださ…。