もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。

「あ、あの時の……。藍が小さい時に一緒に遊んでた子よね」



「……それと今日は…」



「「藍の誕生日よね」だよな」



私は一瞬なんのことを話しているのかわからなかった。


「え?」



わたしの……誕生日……?


だから、ネックレス貰ったり、


こうして私の願いを叶えてくれた……って事?




そう思ったら涙が止まらなくて、



両親とサヨナラを言う頃には顔がぐしゃぐしゃになっていた