もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。

藍が通り魔にあってからすぐ




面会の許可が下りる、という内容の電話が

かかってきた。


藍が復活したら言おうかどうか

悩んでいたのだ。



「会いたい?」


藍が顔をスッとあげる


「え?そんなことできるの?」