もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。

そんな願いもまんまと打ち砕かれた。



藍の左腹部に深深と刺さったナイフ。



元々体調が悪かったであろう顔色の悪さ



そして、自発的な呼吸をしていない




「立花、立花!急げ、処置するんだろ?お前が」



そうだ、止まってるだけじゃ命が手からこぼれ落ちる



もがけ、俺!