冷たい君の素顔が知りたい


紗良ちゃんはにやにやしながらこっちを見た。


速水先輩はかっこいいとは思うけど...。やっぱり好きな人が1番だ。


昼休みになり、紗良ちゃんと食べよとすると、


「奈瑠ちゃん!一緒に食べよ!」


声の主は、速水先輩だった。


「誘ってもらえて嬉しいですけど、私、紗良ちゃんと食べるので...。」


「私のことは気にせず二人で食べて来てください!」


紗良ちゃんは元気よくそう答えた。


「ほんと?それならお言葉に甘えて、奈瑠ちゃん行こ?」