冷たい君の素顔が知りたい


怜くんが出てってからのことはあまり覚えてない。ただ、涙が止まらず、そのまま授業をサボった。


「私はいつでも相談のるからね!」


紗良ちゃんは、なにか察したのか何も聞いてこなかった。優しい子だな。


放課後になった。私は帰る気にもなれず、ゆっくり荷物を片付けていた。


「怜〜、遊び行こぉよ!」


「だるいからムリ。」


「っ……。」


どんなに冷たくされても、嫌いになんて慣れないよ。


「奈瑠ちゃん!」