「ふーん… そういう訳ね…」

成ちゃんに今まで起きたことを全て話した。

まだ思い出すと顔が熱くなる。

「その…“しゅん”って…」

何か引っ掛かったような顔をして成ちゃんは言った。

“しゅん”の正体が誰なのか分からない…。

いったい誰なんでしょう…。

「…まぁ、とりあえずお昼にしよっか!」

成ちゃんがにこっと笑った。

成ちゃんの笑顔をみるとすごく安心する。

私と成ちゃんはお昼を食べはじめた。


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「ただいまー!」

家の中はしーんと静まり返っている。

お兄ちゃん帰ってきてないのかな…?